岡山県美作市の小児予防接種サービスがデジタル化!
岡山県美作市において、母子モ株式会社が提供する『子育てDX』の一環として、小児予防接種サービスが導入されました。このサービスは、6月10日から医療機関での運用が開始され、予防接種に関わる手続きが大幅に簡素化されることになりました。
美作市は、「笑顔の子ども 見守るおとな 輝くみまさか」を基本理念とし、地域全体で子どもの健やかな成長を支援する体制を整えています。2017年5月からは、『美作市電子母子手帳アプリby母子モ』を導入し、妊産婦と子どもの健康データの管理や予防接種のスケジュールの管理がアプリ上で可能となっています。このたびのデジタル化により、より一層の利便性が図られることになります。
デジタル化がもたらす多くのメリット
今回導入された小児予防接種サービスでは、予診票の記入や提出をアプリで行うことができるため、保護者にとって非常に便利です。特に、複数の予防接種を受ける切迫した状況でも、予診票を一括で入力できる機能が搭載されています。これにより、煩雑な手続きを軽減し、スムーズな接種が実現します。
また、美作市の医療機関においては、ワクチンの接種期間や前回の接種からの間隔をデジタルでチェック可能となり、効率的かつ安全に接種が進められます。医療機関から接種結果が自治体に迅速に送信されるため、保護者は子どもの健康状態をすぐに確認できる安心感も得られることでしょう。
子育て支援のさらに充実を目指して
美作市では、子育てDXにより、妊娠から育児期にかけての手続きを簡略化し、保護者や自治体、医療機関の負担を軽減することを目指しています。この取り組みは、2030年までにさらに進化していく予定です。具体的には、妊娠届出や乳幼児健診など、必要な情報がスムーズに届く仕組みを整え、子育て環境の向上に注力する計画です。
無料で利用できる便利なアプリ
美作市で提供される母子手帳アプリ『母子モ』は、無料で利用できるため、経済的な負担もありません。スマートフォンから簡単にアクセスでき、育児に役立つ情報やサポートが盛りだくさん。育児に忙しい保護者にとって、非常に心強い存在となっています。
アプリの特徴として、妊産婦と子どもの健康データの管理、接種スケジュールの確認、出産・育児に関するアドバイス、さらには祖父母との情報共有機能まで搭載されています。これにより、家族全体で子どもを見守る体制が整えられるのです。
今後も美作市は、地域全体で子どもを育むための環境整備に努め、安心で便利な子育て支援を推進していきます。デジタル技術を駆使した子育て支援がどのような変化をもたらすのか、今後の展開に大いに期待が寄せられています。