岡山大の国際交流
2025-08-15 02:19:19

岡山大学と台湾の長庚大学が手を組んだ多文化共修プログラム

岡山大学と台湾の長庚大学が手を組んだ多文化共修プログラム



2025年8月、国立大学法人岡山大学の工学部では、持続可能な開発をテーマにした多文化共修プログラムが実施されました。このプログラムは、台湾の長庚大学との協働により、2週間にわたる国際的な教育経験を通じて、学生たちの異文化理解を深めることを目的としています。

プログラムの概要


プログラムには18人の学生が参加し、英語を共通言語としてペアやグループに分かれ、文化交流を行います。活動は文化についての意見交換だけでなく、実際のモノづくりにも挑戦。日本の伝統工芸である備前焼や日本刀を訪れ、その魅力を実際に体験する機会も設けられていました。

文化交流とモノづくり


参加学生は、まず日本のモノづくり文化を理解するため、外部研修として伝統工芸の見学を行いました。その後、実際に備前焼の制作に挑むなど、手を動かしながらの学びを深めました。また、交流の中で得たアイデアは、ラジオの製作にも役立てられ、学生たちの創造力を発揮する場ともなりました。

国際的な視野を広げる


このプログラムは、単なる技術や知識の学びにとどまらず、参加者に国際的視野や課題意識を持たせる重要な試みとなりました。異なる文化背景を持つ学生同士が協力し合うことで、相互理解がさらに深められました。岡山大学はこの取り組みを通じて、地域や国際社会に貢献できる人材を育成することを目指しています。

今後の展望


岡山大学工学部は、今後もこのプログラムを他学部と連携しながらさらに発展的に進めていく予定です。また、ESD(持続可能な開発のための教育)の実践モデルとして、地域における持続可能な社会の実現に向けて取り組みを強化していきます。

このように、岡山大学は多文化共修を通じて、学生たちの学びを支え、世界に通用する人材を育成するための活動を続けています。地域に密着した特色ある研究大学として、今後の進展に期待が寄せられています。岡山大学は、その理念を実現するため、持続可能な社会の発展に向けて着実な前進を続けています。


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