北海道限定の新スイーツ、チョコミントサンド
今年の夏、北海道に新たな清涼感を届けるスイーツ系サンドイッチ「チョコミントサンド」が登場します。株式会社セブン‐イレブン・ジャパンが7月16日(水)より期間限定で販売するこのサンドイッチは、特に北海道の夏にピッタリの爽やかな一品です。
「チョコミントサンド」の特徴は、北海道産の天然ハッカから精製されたハッカ油を使用したクリーム。そのクリームにはちょっとした驚きの要素が含まれています。チョコチップを混ぜ込むことで、食感や味わいに変化を与えています。さらに、サンドイッチのパン生地にはココアが配合されており、わずかなココアの風味が感じられる仕上がりになっているのです。この二つの素材の組み合わせは、見た目にも美しく、夏の暑さを吹き飛ばす爽やかさを演出しています。
かつての国産天然ハッカの歴史
この新商品には、北海道・北見地域での国産天然ハッカの歴史も関わっています。明治時代に北海道に伝来し、昭和初期にはオホーツク地方の北見地区で栽培が最盛期を迎えました。しかし、輸入の自由化や安価な合成ハッカの普及も影響し、国産天然ハッカは衰退していくことになります。
それに伴い、1984年には道内で唯一の「北見ハッカ工場」が閉鎖されましたが、その流れを受けて「株式会社 北見ハッカ通商」が設立され、地域資源の維持を目指して努力を続けています。この会社は、国産ハッカの繁栄を取り戻すための活動を行っており、「チョコミントサンド」でもその看板商品である「ハッカ油」を活用しています。
美味しさを追求したセブン‐イレブンの取り組み
セブン‐イレブンは、地域の嗜好に合った商品作りを推進しており、今後も「ハッカ油」を使用した商品を増やしていく方針です。このように、地域の素材を活用しながら美味しさを追求する姿勢は、多くの消費者に支持されています。
「チョコミントサンド」は398円(税込429.84円)で販売されますが、店舗によって価格の違いがあることに注意が必要です。販売のエリアは北海道に限られており、7月16日(水)から順次発売予定ですが、売り切れや店舗によっては取り扱いがない場合もあるため、早めの訪問をお勧めします。
終わりに
この夏、清涼感あふれる「チョコミントサンド」を食べて、暑い日を乗り切りましょう。美味しさと地域資源の維持が両立したこのサンドイッチは、まさに夏の定番スイーツとして多くの人々に愛されることでしょう。ぜひ、北海道のセブン‐イレブンで手に入れてください。