倉敷に新たにオープンする就労継続支援B型事業所「りんぐす」
2025年2月、岡山県倉敷市に新たにオープンすることになる「りんぐす」は、障がいをお持ちの方々が自分らしく社会と繋がることを目指す教育型就労継続支援B型事業所です。この新しい拠点は、単なる就労支援に留まらず、教育の要素を包括的に取り入れることで、利用者一人ひとりの「なりたい自分」を実現するお手伝いをします。
教育と就労支援の新たなアプローチ
「りんぐす」の最大の特徴は、教育と就労支援を組み合わせたプログラムです。日々のヒアリングを通じて、利用者様に必要なサポートを提供し、月に1回実施する「楽しみながら学ぶ」研修を通じては、自己理解やコミュニケーションスキルを向上させるための体験型学習が行われます。さらに、トニーカレッジが提供する教育プログラムを取り入れることで、利用者それぞれの目標に合わせた「逆算型の個別カリキュラム」を実現しています。
「シャンパンタワー理論」の実践
「りんぐす」のもう一つの特徴は、支援者の状態が支援の質に直結する「シャンパンタワー理論」を取り入れている点です。スタッフが満足し成長できる環境を整えることで、良質な支援が実現されると考えています。これは利用者様への支援提供の基盤となる重要な要素です。
社会とのつながりを感じる作業
「りんぐす」では、サンク・ラスタ株式会社との連携を基に、畳表の製造や検品、梱包などの作業を行います。また、フランスの「パリかるた」の公式商品なども手掛けるため、利用者様は「社会とつながっている」という実感を得られる環境が整備されています。
将来のキャリアを見据えた取り組み
施設外での就労先であるサンク・ラスタ株式会社での業務を経て、利用者様がスムーズに一般就労に移行できる体制を整えています。作業現場は将来のキャリア拠点として機能し、グループ会社内での雇用も積極的に行うことで、実社会との接点を増やしていきます。
強力な連携で多様な選択肢を提供
「りんぐす」では、株式会社TsudoiBaや株式会社タービンと提携し、人材紹介サービスも活用して多様な就労先を確保しています。これにより、利用者様一人ひとりの特性に応じた支援が行えるように努めています。
代表の想いと事業の目指す未来
代表取締役の橋本涼(はしもとりょう)氏は、「関わる人に感謝と笑顔の輪を広げる」という理念の下、言葉だけでなく、行動で感謝の気持ちを伝える社風を築いていくことを目指しています。また、「働きながら学びながら、自分らしく社会と繋がる」という事業目的を掲げ、利用者様が社会に貢献できる人材として成長することをサポートします。
今後の展望
「りんぐす」は、1年後に年間3人以上の一般就労移行者を輩出し、さらには岡山県内での事業所展開を考えています。また将来的には重度身体障がい者の受け入れや高齢者支援事業への発展も視野に入れています。
お問い合わせ情報
事業所へのお問い合わせは、電話086-411-9706またはメール
[email protected]にて可能です。詳細については公式ホームページ(
ringusu.com)をぜひご覧ください。
「りんぐす」は、障がいを持つ方々が自分らしく生きるための未来をともに創造していく場所です。地域の皆様もぜひ、応援をよろしくお願いいたします。