多様性を学ぶ機会
2025-04-09 11:06:39

スターバックスが小学生向けに多様性教育「レインボー学校プロジェクト」を実施

スターバックスの「レインボー学校プロジェクト」が始まる



スターバックス コーヒー ジャパン株式会社は、「レインボー学校プロジェクト」を通じて、小学生と性の多様性について学ぶ機会を提供することを発表しました。このプロジェクトは2020年から実施されており、今回新たに1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の小学校約12校を対象に実施されることが決まりました。2025年の6月から9月にかけてプログラムを行う予定です。

プロジェクトの目的


本プロジェクトは、スターバックスのパートナー(従業員)が専門の講師と共に、LGBTQ+当事者やアライとしての立場で、子どもたちに自らの体験を語ることで、性の多様性についての理解を深めることを目的としています。この取り組みにより、全ての子どもたちが安心して自分を表現できる環境を構築することを目指しています。

教育の内容と形式


授業は約45分間の単位で実施され、対象は4年生から6年生までの学年です。内容は、性の多様性に関する基礎知識の授業に加え、スターバックスのパートナーが自身の体験を共有し、子どもたちにとって安心・安全な対話の空間を提供します。このような授業を通じて、子どもたちが他者との違いを理解し、互いを尊重することを学びます。

専門の講師


プロジェクトのメイン講師は、鈴木茂義氏です。彼は元公立小学校の主任教諭であり、上智大学の非常勤講師を勤めています。過去には全国で80回以上の授業を行い、特別支援教育や教育相談に関する専門知識を持つ鈴木氏は、子どもたちの発達段階に配慮した教育手法で教えることに定評があります。

募集要項について


募集は2025年の4月27日まで行われます。対象となる学校は約12校で、興味のある小学校は、所定の申込フォームから申し込むことが可能です。申込後の事前打ち合わせは任意ですが、希望する場合は電話やオンラインでの打ち合わせが可能です。

過去の参加者の声


すでにプログラムに参加した子どもたちからは、「自分が周りと違うことが嫌だと思っていたが、自分らしく生きていこうと思えた」とか、「自分と友達双方の個性を大切にしたい」といったポジティブな声が寄せられています。こうした体験が、子どもたちの心にどのように影響を与えているのかを感じることができます。

スターバックスのインクルージョンへの取り組み


スターバックスは、「誰もがありのままでいられる居場所をつくる」という企業理念のもとに、あらゆる人々が受け入れられ、尊重される文化を育てています。このプロジェクトは、その一環として位置づけられています。スターバックスの取り組みは、性の多様性についての教育を通じて、次世代を担う子どもたちにより良い理解を促進し、すべての人が安心して生きられる社会の実現を目指しています。

興味のある学校は、下記の申し込みフォームをご利用ください。

申込フォーム

この取り組みを通じて、すべての子どもたちが自身の個性を大切にできる、より良い学校環境が作られることを期待します。


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