CLTパネル工法の新たな挑戦!石川県で構造見学会開催
岡山県岡山市に本社を置くライフデザイン・カバヤ株式会社が運営する日本CLT技術研究所と、石川県金沢市の株式会社クロダハウスが共同で、北陸地区初となるCLTパネル工法「LC-core構法」を採用した構造見学会を開催します。
開催概要
この見学会は、2025年11月14日(金)から16日(日)の3日間にわたり、石川県金沢市専光寺町にある新社屋で行われる予定です。事務所や店舗・施設などの非住宅建築に関心がある方、または木造建築事業を検討している建設会社様を対象とし、完全予約制での開催となります。
- - 日時:2025年11月14日(金)~11月16日(日)
- - 時間:1部 10:00~12:00 / 2部 14:00~16:00
- - 場所:石川県金沢市専光寺町ニ8番1
- - 参加費:無料
- - 申込み:完全予約制(お申し込みフォームより)
- - お問い合わせ:076-234-3060
LC-core構法とは?
「LC-core構法」は、CLT(Cross Laminated Timber)パネル工法を基にした、日本CLT技術研究所のオリジナル技術です。この工法は、優れた耐震性を保ちながら、従来のCLT工法よりも使用するCLTパネルの枚数を減少させることが可能で、結果として間取りの自由度が高まる利点があります。
実際には、同工法を採用した新社屋の構造体が、見学会の期間中に公開されます。これは、建築工程の初期段階であるため、限られた期間のみの貴重な体験です。
参加メリット
見学会では、構造体が露出した状態での見学が可能なため、CLT建築の特性やその魅力を実物を通じて体感できます。木造建築に興味がある方々にとっては、新たな知識を得る素晴らしい機会となるでしょう。
また、参加者には、実際に利用されるCLTパネルの種類やその施工方法について、技術者から直接説明が受けられます。これにより、木造建築の新たな可能性を知ることができるでしょう。
物件概要
今回の構造見学会の対象となる建物は、有限会社剛配管設備工業の新社屋です。以下がその詳細です:
- - 工事名称:有限会社剛配管設備工業 新社屋新築工事
- - 工事場所:石川県金沢市専光寺町ニ8番1
- - 用途:事務所
- - 構造:木造3階建て
- - 工法:CLTパネル工法+在来軸組工法(LC-core構法)
- - 敷地面積:474.72m²(143.6坪)
- - 建築面積:211.40m²(63.94坪)
- - 延床面積:499.93m²(151.22坪)
- - 使用するCLTの量:278.88m³(壁:5層5プライ、床:5層5プライ)
- - 樹種:スギ
この新社屋の実現に向けて施工を担当しているのは、株式会社クロダハウスです。高品質な木造建築の実現に向けた技術とノウハウを駆使し、地域に根ざした建築会社として評判です。
申込方法
参加希望者は、必ず事前に完全予約制のお申し込みフォームから申し込む必要があります。詳細については、公式ウェブサイトを参照するか、直接お電話でお問い合わせください。
この機会をお見逃しなく、ぜひ参加して、木造建築の魅力を実感してください。