AED設置協定
2025-07-01 20:37:16

川崎市、セブン‐イレブンとのAED設置協定を締結し地域の安全を強化

川崎市、セブン‐イレブンとのAED設置協定を結ぶ



川崎市は、地域の安全を高めるため、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンとAED(自動体外式除細動器)設置に関する基本協定を締結しました。これは、神奈川県内の政令指定都市では初めての取り組みです。市内の利用者が多い施設ではAEDの設置が進んでいますが、利用者の多い時間帯が過ぎた後や休日には使用できなかったことから、コンビニのリーチを活用する方法が模索されていました。

AED設置の背景と目的



心停止のリスクは、特に運動施設や福祉施設など、人が集まる場所で高まります。しかし、従来の公共施設だけでは、限られた時間内での対応が難しいという課題が残っていました。そこで、24時間営業のコンビニがAEDを備えることで、いつでも利用できる環境を整え、迅速な救命活動を支援しようという目的のもと、川崎市とセブン‐イレブンが協定を結びました。

設置店舗と運用の詳細



この協定によって、川崎市内の208店舗で、2023年10月からAEDの貸し出しが開始されます。具体的には、店舗の従業員がAEDを管理し、必要に応じて市民への貸し出しを行います。ただし、従業員は操作方法の説明や現場への同行は行わないため、使用する際には利用者自身がその方法を知っていることが求められます。これにより、地域住民が自らの安全を守るために、必要な知識を身に付ける機会も増えるでしょう。

マスコットロウルが知らせるAEDの設置場所



セブン‐イレブンの店舗には、川崎市をホームタウンとするプロバスケットボールクラブ「川崎ブレイブサンダース」のマスコットキャラクター「ロウル」をあしらった親しみやすいAEDステッカーが設置されます。これにより、利用者にとってもAEDの場所が分かりやすくなり、万が一の際に迅速に行動できることが期待されます。

地域医療の強化へ



協定に基づくこの取り組みによって、川崎市全体のAED設置台数は913台に達する見込みです。この施策は、市民の命を守るだけでなく、地域医療の向上にもつながる重要な一歩です。地域が一丸となり、救命活動が行いやすい環境を整えることこそが、未来の安全を築くための鍵となります。

この取り組みが成功を収め、川崎市に暮らす人々がより安心して日々を過ごせるようになることを願っています。今後も市民の健康と安全に寄与するための活動が期待されます。詳細については川崎市健康福祉局にお問い合わせください。


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