瀬戸内でのワーケーション
2025-04-17 10:46:21

瀬戸内でのワーケーション実証実験が企業のチーム力を強化!

瀬戸内でのワーケーションが企業のチーム力を強化!



株式会社イトーキが行ったワーケーションの実証実験は、仕事の質やチームワークの向上に寄与する結果を挙げました。本実施は、2025年4月に開催予定の「瀬戸内国際芸術祭2025」のパートナーとして、アートが息づく直島や豊島を舞台に行われました。イトーキは、これを機に新たな働き方の可能性を積極的に探求しています。

実証実験の概要



2022年に始まった本プロジェクトは、アート体験を織り交ぜながら「ソロワーク(個人の活動)」が仕事に与える影響を検証したものです。今回は、チームワークに焦点を当て、ワークショップを通じてチームのパフォーマンスやエンゲージメントがどのように変化するかを観察しました。参加者対象のアンケートでは、ウェルビーイングや仕事への意欲が向上するというポジティブな変化が見られました。

調査結果のハイライト



  • - ウェルビーイングの改善: ストレス指標として、疲労感が33%、不安感が30%低下しました。幸福感は最大で23%増加し、仕事のパフォーマンスにも好影響を与えました。

  • - 仕事への意欲の向上: ワーク・エンゲージメントが最大18%向上し、成長意欲も17%高まりました。

  • - チームの繋がりの深化: ソーシャル・キャピタルが最大51%向上し、メンバー間の信頼と協力が強化されました。

  • - 議論の質の向上: 参加者から自由で創造的な議論が多く生まれ、アイデアの発散に効果的であるという声が多数上がりました。

これらの結果は、労働環境の整備がどれほど重要かを示しており、単なるリフレッシュではなく、企業文化の醸成や働く仲間の絆を深める秘訣ともなりました。

ワーケーションの実施内容



具体的には、2024年の11月から12月にかけて、瀬戸内国際芸術祭のメイン会場である直島と豊島で、2泊3日(場合によっては3泊4日)のワーケーション体験が行われました。アート体験や人々の交流を通じて、参加者は互いの理解を深め、意義深い時間を共有しました。

参加者の声



参加者は「新しい意見が生まれやすかった」「普段の議論とは異なった多様な意見が出た」といった感想を述べ、アイデア創出の場としての価値を再認識しました。効果的なワークショップが、従来の業務とは異なる視点を引き出す機会を提供したのです。

まとめ



株式会社イトーキの仕事スタイルデザイン統括部の武田室長は、今回の実証実験を通じて「仕事環境が働き方を変える」重要性を再確認しました。ストレス指標の改善や幸福感の上昇から、ワーケーションは個人の成長だけでなく、チーム全体の文化形成にも寄与することが示されました。これからも多くのパートナーと共に、持続可能で前向きな働き方の実現を目指していくとのことです。今後の実施内容に期待が寄せられます。


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