鉃鋼ビルディングにEV充電ステーションが新設
東京駅近くの「鉃鋼ビルディング」で、2025年11月10日から新たにEVチャージステーションが運用を開始します。この新しい充電施設は、株式会社パワーエックスが設置したもので、環境に優しい電動車両の利用を促進することを目的としています。
鉃鋼ビルディングの概要
鉃鋼ビルディングは、東京都千代田区に位置する大型複合オフィスビルです。地下1階には、「TEKKO avenue」が広がり、カフェやレストラン、コンビニエンスストア、銀行、郵便局などが集まっています。この便利な立地に、EV充電ステーションの導入が加わることで、より多くの人々が訪れやすくなるでしょう。
EVチャージステーションの詳細
新設されるEVチャージステーションには、パワーエックスが独自に開発した蓄電池型の超急速EV充電器「Hypercharger」が1基(2口)設置されます。この充電器は最大出力150kWに対応しており、大容量バッテリーを搭載した電気自動車でも短時間で充電が可能です。特に、ブーストモードを利用すれば、たった10分間で150kWの出力を得られます。実際の連続出力は120kWとなっています。
利用方法と料金
利用時間は、朝の6時15分から夜の10時までで、充電規格「CHAdeMO」に対応した電気自動車をお持ちの方が利用できます。ただし、一部の車種では充電ができない場合もありますので、事前に確認をすることをおすすめします。料金は従量課金制となっており、詳細はPowerXアプリを通じて確認できます。
環境への配慮
鉃鋼ビルディングは、2021年からすべての電力を再生可能エネルギーからの電力に切り替え、カーボンフリーな充電を目指しています。この取り組みにより、利用者は環境に配慮した充電サービスを利用できることになります。つまり、充電することで再生可能エネルギーに貢献できるのです。
今後の展望
パワーエックスは、今後も利便性の高いEV充電インフラの拡充を行い、日本国内でのEVの普及を推進し、さらなる脱炭素社会の実現に寄与していく考えを示しています。この新たなEV充電ステーションの開設は、環境意識の高いユーザーにとって魅力的な選択肢となることでしょう。
今回の鉃鋼ビルディングにおけるEV充電ステーションの運用開始は、利便性と環境への配慮を両立させた重要なステップであり、今後も地域の発展と持続可能な社会への道を支えるものとなるに違いありません。