蓄電システムとデータセンター
2026-02-13 16:45:52

パワーエックスとIIJが新たな蓄電システムとデータセンター分野で協業へ

パワーエックスとIIJが協業を開始



岡山県玉野市に本社を置く株式会社パワーエックスと、東京都千代田区に本社を構える株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は、この度、蓄電システムとコンテナデータセンターの相互活用に関する覚書を締結しました。この協業は、急速に進化するデジタル社会における新たな電力・デジタルインフラの構築を目指しています。

背景


近年、AI技術の高まりに伴い、GPUサーバなどの計算資源を収容するためのデータセンターが急速に需要を増しています。しかし、こうしたデータセンターの電力消費は膨大であり、必要な電力をどのように確保し、最適な運用環境を整えるかが大きな課題となっています。ここで注目されているのが、ハイパースケールデータセンターだけでなく、コンテナデータセンターやエッジデータセンターといった新しい形態のデータセンターの活用です。

蓄電システムとコンテナデータセンターの融合


今回の協業では、パワーエックスが持つ大型蓄電システムの技術力と、IIJが運営するコンテナ型データセンター「Mega Power DC」を組み合わせ、これまでにない電力・デジタルインフラの拡充を目指します。具体的には、蓄電システムの調整力を活かしたコンテナデータセンターの開発、さらには分散ネットワークを活用した電力の効率的な利用方法の模索が進められます。

安定供給と脱炭素社会の実現


日本国内での再生可能エネルギー導入の推進は急務ですが、電力需給のバランス変化に伴う市場価格の変動に対応するための対策も必要です。両社では、蓄電システムを活用し、余剰電力を需給のピーク時に供給することなども視野に入れており、これにより電力の安定供給と価格の安定化を図ります。また、ワット・ビット連携の考え方に基づき、電力と情報通信の最適化を進めていきます。これは、AI分野の進展や脱炭素社会の実現に向けた重要な取り組みです。

今後の展望


パワーエックスは、自社の技術を駆使して、大型蓄電システムの開発・製造を手がけており、このプラットフォームを通じて市場のニーズを検証し、量産を目指しています。一方で、IIJはすでに松江市でコンテナ型データセンターを運営しており、そのノウハウを活かして新たな技術要件の開発を行っています。両社の協業が進むことで、地域社会への貢献や脱炭素社会実現への道が開かれていくことが期待されます。

終わりに


この協業は、電力とデジタルインフラの効率的な連携を進めるだけでなく、地域のエネルギー自給率向上にも寄与することが期待されます。今後の進展については、両社のホームページなどで随時情報が発表されるでしょう。デジタル社会が進化を続ける中、蓄電システムとコンテナデータセンターの役割がますます重要になっていくことを実感させる取り組みです。


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