岡山大学、職員支援の拡大
2025-04-21 03:01:17

岡山大学、職員の学位取得支援制度を拡大し、高度化を推進

岡山大学、職員の学位取得支援制度を拡大し、高度化を推進



岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、2025年度前期の「大学院修学支援制度」に関する認定式を津島キャンパスで開催しました。この制度は、職員の高度化を目的としており、より多くの職員が対象となるように拡大が図られています。

高度化を図る新制度について



2024年度からスタートしたこの制度は、「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を目指す岡山大学の長期ビジョン2050に基づいています。当初、この制度は教育研究系の技術職員の中で博士号を目指す者に限られていましたが、2025年度からは対象を広げ、事務職員や施設系技術職員、図書職員も対象に入れ、修士号の取得も支援することとなりました。

認定者の選考過程では、学長が審査主任を務める選考会が行われ、4名の職員が新たに認定されました。博士号を目指す植木英雄技術専門職員と木村亮太技術職員、修士号を目指す中村有里技術専門職員と植山廣紀図書職員がその座を獲得しています。

認定式の様子



認定式には多くのメディアが参加し、副理事の佐藤法仁氏が制度の重要性を強調しました。「海外では職員も学位を持つことが一般的で、専門性を高めることが求められます。岡山大学ではこの制度を通じて、そのような職員を育てることに力を入れています」と語り、大学が全額支援を行っている点を強調しました。さらに、学長の那須保友氏が認定者に対して激励の言葉を送り、彼らが新たな知識を持って業務に挑むことへの期待を寄せました。

認定者の意気込み



認定を受けた職員たちはそれぞれ、学位取得が自身のキャリアにどう寄与するかをしっかりと考えています。植木技術専門職員は「学術的な専門知識を高め、現場での問題解決に役立てたい」と意気込みを語り、中村技術専門職員も「MBAを取得し広い視野を持ちたい」と今後に期待を寄せています。植山図書職員も、大学院での経験を活かして業務に貢献する決意を示しました。

高度化した職員の育成と大学の変化



この制度は、単に学位を取得させるだけではなく、職員の自信と責任感を育むことも目的としています。岡山大学は、教員中心の組織運営から脱却し、職員が研究大学を支える主役になれるような環境を整えています。今後も、職員の役割を重視し、組織改革を進め、地域に根ざした研究大学としてさらなる成長を目指します。

未来への期待



岡山大学は、職員をサポートしながら快速に変化を遂げていきます。この取り組みを通じて、地域における教育と研究の強化を図り、持続可能な社会の実現に向けた貢献を果たす姿勢を示し続けます。今後も岡山大学の挑戦に期待が寄せられることでしょう。


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