御津電子が提案する製品設計新サービスの全貌とは

御津電子の新サービス『ゼロイチ事業』の全貌

製造業において、設計が品質とコストの8割を決定するという言葉があります。ここで注目すべきは、御津電子が展開する新サービス『ゼロイチ事業』です。このサービスは、現場経験が10年以上の技術者たちが設計から量産までを一貫して支援し、コスト削減を実現するものです。今回は、この『ゼロイチ事業』の特徴と、そのタイトル通りにアイデアをゼロからイチへと形にするプロセスについて詳しくご紹介します。

製造コストの削減

『ゼロイチ事業』の最大の強みは、製造コストの大幅な削減です。例えば、樹脂金型の費用削減においては、スライド機構を排除したシンプルな筐体設計を提案することで、金型代を最大100万円削減することができます。また、成形不良を減少させるために肉厚の均一化を図り、安定した量産体制を整えています。

さらに、金属製品では一体化設計が進められ、溶接や組立のための工数も削減。これにより、加工コストを50％以上抑えることに成功しています。また、塗装や印刷といった二次加工においても、プロセスの統合や専用治具の導入によって人件費を半減できる仕組みを構築しています。

対象企業とそのメリット

このサービスは特に、量産を前提として製品開発を進める企業にとって大きなメリットがあります。具体的には

- 開発部門はあるが量産設計に不安がある企業
- 数千個規模の量産を目指す新興企業
- 既存製品のコスト削減を図りたい企業

などが対象です。一方で、ロット数が少ない場合や自社で設計・製造が完結できている企業には、サービスのメリットが薄くなる可能性があります。

実際に、『ゼロイチ事業』を利用したお客様からは、「自社だけでは気づけなかった無駄を省けた」「量産トラブルを事前に予防できた」といった高評価の声を多くいただいています。

事例紹介：ガードナー株式会社「エアロトレック」

具体的な事例として、ガードナー株式会社が製造した「エアロトレック」を取り上げます。この製品は、御津電子の提案を受けて設計され、コスト削減と品質向上を両立させることに成功しました。『ゼロイチ事業』は顧客のアイデアを適切に形にするだけでなく、製品の立ち上げにかかるコストや時間を削減することに寄与しています。

おわりに

御津電子は、『ゼロイチ事業』を通じてお客様のものづくりをサポートし、設計から量産までの一貫した支援を提供しています。製品開発におけるコストや時間の最適化を支援し、その結果、さまざまな業界での競争力を強化できるよう尽力しています。ものづくりに関する課題やご相談があれば、ぜひ御津電子までお問い合わせください。これからも、お客様のアイデアを現実の製品へと変えるお手伝いをしていきたいと考えています。