無駄遣い防止のカギはここに！コンビニ・スーパー調査結果を解説

忙しい日々を送る社会人の皆さん、気づくといつの間にか無駄遣いしてしまっていることはありませんか？コンビニやスーパーで「ちょっとだけ買うつもり」が「やっぱり必要なものが増えてしまった」と後悔することは、実はとても多いのです。こうした無駄遣いの原因を解明すべく、株式会社ライズ・スクウェアが社会人501人を対象に「コンビニ・スーパーでの無駄遣いに関する調査」を行いました。今回はその結果をもとに、無駄遣いしないための対策を考えてみましょう。

調査概要

調査は2025年4月18日から5月2日にかけて行われ、501人の社会人が参加しました。男女比は女性347人、男性154人、年齢層は20代から60代以上にわたります。調査では、コンビニやスーパーでつい無駄遣いしてしまう商品についての回答をランキング形式で集計しました。

無駄遣いランキング

最も無駄遣いが多いと思われる商品は「お菓子」で、38.6%の人がこの結果をまさに実感していると回答しています。具体的な理由は、仕事帰りの疲れやストレスから甘いものを欲しがる心理があるとのこと。前に見たあのお菓子が買いたくてたまらない、という経験は多くの方が持っているのではないでしょうか。

次に多かったのは「割引されている商品」で、24.4%が無駄遣いの理由として挙げています。「今買わないと損するかも」といった心理は、安いからといって本当に必要でない商品まで手に取らせてしまいます。

3位には「新商品」がランクインしています。新商品を見かけた時、興味をそそられてつい試してみたくなるのは自然なことです。しかし、実際には必要ないことも多いのです。

これらの順位を見ていくと、無駄遣いは心の状態やその時の環境に左右されることが分かります。特に「お菓子」や「割引」など、衝動的に手が伸びやすい商品は、ストレスや疲れからの逃避として作用することが多いようです。

後悔の理由

調査結果によれば、買った商品に対して後悔を感じる代表的な理由は「食べきれなかった」（21.4%）が最も多く、以下に「期待はずれだった」（18.0%）や「同じものが家にあった」（17.2%）が続きました。特に「食べきれなかった」と感じることで、「無駄遣いした」と思う人が多いことが示されています。

これは、食品は特に消費期限があるため、無駄になりやすいからです。この後悔を防ぐためには、食べる量や必要性を考え、計画的に購入することが求められます。

無駄遣いを減らす意識

では、無駄遣いを減らすために社会人たちはどのような対策をしているのでしょうか？一番多くの人が意識しているのは「買い物の回数を減らす」（23.6%）ことです。意識して普段の買い物の頻度を減らすことで、無駄遣いのチャンス自体を減らせるという訳です。次いで「買い物リストを作る」（21.2%）が続きます。

リストを作ることで予め必要な物を整理し、目的外の商品に手を出すことを防ぐことができます。また、「予定外のコーナーは見ない」（16.4%）も多くの人が意識しています。誘惑が多い店内を無駄にさまよわずに済むため、無駄遣いのリスクが軽減されるのです。

心理的な要因からの無駄遣い防止策として、「お腹を満たしてから行く」といった基本的なことも効果的です。空腹だと必要以上に食べたくなるため、事前にお腹を満たしておくことでジャンクフードへの誘惑を抑制できます。さらに「予算を決める」ことや「持つ金額を減らす」ことも無駄遣いを抑えるための知恵です。

まとめ

調査結果から明らかになったように、無駄遣いは心理的な要因に大きく依存しています。また、無駄遣いを防ぐためには、計画的かつ意志を持って行動することが重要です。ちょっとした無駄遣いが積もり積もると、月額で数千円もの出費につながりかねません。

小さな意識の変化を日常に取り入れることで、無駄遣いを減らし、賢い買い物を楽しみましょう。今こそ、自分の買い物スタイルを見直す絶好の機会です。