岡山のシンガー千里-chisato-、新曲「Moonlight」のMVを英国教会で撮影
岡山県里庄町出身のシンガーソングライター、千里-chisato-が新しいシングル「Moonlight」のミュージックビデオを公開しました。リリース日が7月11日で、新月に当たる7月25日20:00にこのミュージックビデオがYouTubeに登場します。この楽曲は、Apple MusicやSpotifyなどの音楽配信サービスでも聴くことができます。
「Moonlight」は「月のように包み込む愛」をテーマにしていて、愛の循環を表現しています。月が太陽の光を反射するように、自分が受けた愛で他の人を照らすという想いが込められています。楽曲の発表と同じ日にミュージックビデオを公開するという、なんとも素敵なギミックも施されています。
ミュージックビデオ撮影の舞台
このミュージックビデオは、岡山県内で唯一の本格的な英国建築「セント・パトリック教会」で撮影されました。この教会は、ゴシック様式にアイルランドから輸入された18世紀のステンドグラスが美しく配置され、厳かな雰囲気を持っています。千里はこの教会で過去にクリスマスライブに参加しており、楽曲の構想段階から撮影場所として候補に上がっていたとのことです。
ビデオでは、教会の神聖な空間と、月のように包まれる愛というテーマが見事に融合しています。特に、18世紀の国宝級ステンドグラスが映し出されるシーンは圧巻で、見る者を惹きつける美しさがあります。
音楽とアレンジについて
「Moonlight」の編曲には、実力派アレンジャーTommyが参加しています。彼は「月の光の揺らぎと静けさ」をテーマにアレンジを進め、千里の美しいメロディと憂いを帯びた歌声を最大限に引き立たせることを意識しました。アレンジでは、特に間奏での千里の歌声とピアノが対話し合うような感覚が素晴らしく、まるで心が通じ合うような感覚を味わえます。
「月の満ち欠けのように心も変化していく」と語るTommyは、リスナーが自身の心に向き合える瞬間を大切にしたいと述べています。この曲は、聴く人の心に寄り添い、自分自身の感情を再認識させてくれるような力を持っています。
千里-chisato-の活動
千里-chisato-は、2011年に活動を開始して以来、数多くの楽曲を発表してきました。彼女の4thシングル「祈りそして願う」は、アメリカのiTunesチャートで36位にランクインし、2018年の西日本豪雨の復興支援ソングとしても知られています。また、彼女はTVCM楽曲提供やラジオパーソナリティとしても幅広く活動を行っています。
まとめ
新曲「Moonlight」は、千里-chisato-の音楽スタイルの新たな一歩を示す作品であり、聴く者に深い感動を与えるでしょう。ぜひ、この美しいバラードを静かな夜に楽しみながら、月の柔らかな光に包まれた心の旅を体験してみてはいかがでしょうか。