新しい拠点「SHIRAUME BASE」竣工
岡山市北区に本社を構える菅公学生服株式会社が、2025年6月5日(木)に倉敷市に新たな生産本部棟「SHIRAUME BASE」を竣工しました。この施設は、主要機能を集結させ、スクールユニフォームの製造や新商品の開発を行うための重要な基盤となります。
SHIRAUME BASEの概要
「SHIRAUME BASE」は、倉敷工場と同一敷地内に新たに建ミ立てられたもので、白い外壁を持つ美術館のような外観です。総床面積は2179㎡と広く、これにより76名のスタッフが日々の業務を行うための十分なスペースが確保されています。施設は2階建てで、1階には研究スペースが設けられ、ブレザーのセル生産や工場の改善業務が7月から開始予定です。
この新しい販売拠点の設立背景には、社内公募で決定された「SHIRAUME」という名称があります。これは、創業者である菅原道真公の思い出である白梅殿に由来しており、色を創り出す土台である白のキャンバスをイメージしています。また、従業員が愛着を持てる施設を目指しています。
目指す未来
SHIRAUME BASEでは、2025年に新商品の製造対応や機能開発を視野に入れ、今まで以上にスクールユニフォーム文化の普及に努める考えです。再利用可能な素材の使用や持続可能な生産方法の導入など、環境に配慮した取り組みも計画中です。
今後、この拠点が岡山県内での教育活動をより一層支え、学生たちに安心・安全な服を提供できるような企業にさらに成長していくことでしょう。
竣工式の様子と外観
竣工式では、関係者が一堂に会し、新たな拠点の誕生を祝いました。式典の後には施設内を見学し、白い外壁と独特のデザインが際立つ外観に感嘆の声が上がりました。この施設の完成は、菅公学生服にとって新たなスタートラインでもあり、地域や教育に対する責任をさらに認識させることとなりました。
菅公学生服の歴史
菅公学生服は1854年(安政元年)に創業し、これまでに多くの学生生活を支えてきました。今後もスクールユニフォームを通じて、次世代の教育を支える存在であり続けるでしょう。新しい「SHIRAUME BASE」が、その拠点として活躍することを期待しています。
この新しい拠点の誕生は、岡山県においても重要な意味を持ち、今後の地域振興にも大いに寄与することでしょう。