岡山大学陸上競技部・石本龍一朗さん東京デフリンピック代表に内定！

岡山大学陸上競技部石本龍一朗さんが東京デフリンピック代表に内定

岡山大学陸上競技部の石本龍一朗さんが、2025年に東京で開催される第25回夏季デフリンピックにおいて、日本代表として男子400ｍハードル競技に出場することが決定しました。今回の内定は石本さんの努力の成果であり、全国からの注目を集めています。

昨年の大活躍

石本さんは、2024年に行われた第21回日本デフ陸上競技選手権大会で、大会新記録を打ち立てました。具体的には、56秒45という驚異的なタイムでゴールに駆け抜け、周囲を魅了しました。続く日本選手権でも安定した成績を収め、56秒69で見事に2連覇を達成しました。この実績が日本代表に名を連ねる大きな一因となりました。

喜びの声

石本さんは内定を受け、「まずは両親へ感謝の気持ちでいっぱいです。この結果が恩返しにつながるよう、全力で頑張りたい」と意気込みを表明しました。また、デフリンピックの歴史と先輩方の努力に思いを寄せ、聴覚障害への理解を広げることの重要性を語りました。

デフリンピックの意義

デフリンピックは、聴覚に障害のあるアスリートが参加する国際的なスポーツイベントであり、4年に一度開催されます。東京での開催は、国内外で大きな注目を集めており、これまでにない歴史的なイベントとなります。石本さんが岡山大学陸上競技部の名を世界に広げ、聴覚障害のアスリートの勇姿を見せる機会になるでしょう。