岡山大学は2025年4月9日、国際的な人材育成を目的に、「海外留学全体説明会」と「夏季語学研修・短期海外研修募集説明会」を実施しました。会場には約150名の学生が集まり、留学に関する情報を熱心に収集する様子が見受けられました。
この説明会は、岡山大学のグローバル人材育成院の取り組みの一環として行われました。大林純子准教授による説明では、「2025岡山大学生の国際交流と学び(Explore the World, Study Abroad)」や、留学の意義について語り、参加学生に留学を強く推奨しました。「No Rain, No Rainbow」といった言葉を引用し、留学の過程で得られる様々な経験が色とりどりの人生を築くものであることを強調しました。
さらに、留学経験者による体験談では、実際のプログラムを通じて得た成長や価値観の変化が紹介され、参加者たちは先輩の話に目を輝かせていました。留学準備デスクも紹介され、具体的な留学に向けた支援も行われています。
次に行われた「夏季語学研修・短期海外研修募集説明会」では、旅行社の担当者と教職員が連携し、アデレード大学(オーストラリア)、シェフィールド大学(イギリス)、マラヤ大学(マレーシア)などでの語学研修の詳細が発表されました。また、シンガポールでの異文化体験や、タイのAUN(ASEAN University Network)国立六大学合同サマープログラムといった多様なプログラムも紹介され、参加者の興味を引く内容となりました。
さらに、稲森岳夫准教授からは「留学に迷ったら、行くべき!」という励ましのメッセージが送られ、熱気はさらに高まりました。留学は語学力の向上だけでなく、異文化適応力や課題解決能力といった重要なスキルを身につける絶好の機会です。
岡山大学は、学生が多様な価値観に触れることで多角的な視野を持つ人材に成長することを目指しています。世界中に人的ネットワークを築くことができる海外留学は、現代社会で必須のスキルであることは間違いありません。
この取り組みを通じて、岡山大学は引き続き県内外の学生に向けたグローバル人材の育成に努めていきます。説明会の様子は、大学のグローバル人材育成院の公式ホームページで公開されており、参加できなかった方も過去の資料を参照することができます。留学に興味がある方はぜひご覧ください。
また、岡山大学の公式Instagramアカウントでは、留学体験記や説明会の模様、現地からのリアルタイム情報などが発信されていますので、こちらも要チェックです。岡山大学が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みや、地域中核大学としての成果に期待が寄せられています。
岡山大学は、学生の国際的な成長と地域振興に寄与する大学としての責務を果たし、今後も活動を続けていく所存です。