岡山大の未来探求
2025-07-26 21:41:19

岡山大学が産学官連携の未来を探るサイドイベントを開催

岡山大学が産学官連携の未来を探るサイドイベントを開催



2025年7月15日、岡山大学津島キャンパス内の創立五十周年記念館で、岡山大学研究協力会の理事会・総会のサイドイベントが行われました。このイベントでは、岡山大学の学生たちが中心となり、産学官連携や多文化共創活動に関する取り組みを発表しました。参加者は、岡山県内の経済団体や企業の代表者など約70名が集まりました。

多文化交流の実績を紹介



最初に登壇したのは、本学グローバル・ディスカバリー・プログラム(GDP)の学生団体「The World Kitchen」の実行委員長、岡田栞那さん。彼女は、留学生や地域住民と連携して開催した多文化交流イベントの取り組みや、企業との共催によるダイバーシティ座談会について詳しく紹介しました。これにより、多様性を尊重し外国人との共生を促進する基盤作りの重要性が強調されました。

テクノロジーと教育の融合



次にこのサイドイベントで発表したのは、岡山大学院環境生命自然科学研究科の博士課程に在籍する清水優椰さん。彼が代表を務めるMOSAdemyは、四足歩行ロボット『Unitree Go2』の二次開発やロボット教育の取り組みを紹介しました。テクノロジーと教育を融合させ、新たな学びの場を提供する試みは多くの関心を集めました。

地元企業とのコラボレーション



続いて、岡山大学の卒業生である株式会社CraftZone代表の長谷川健氏が、自身が在学中に立ち上げた学生向けメディア「OTD」の運営について発表。地元企業の魅力を発信する「研究協力会TV」の制作実績も紹介し、SNSを通じた企業認知や採用支援の新しい形を示しました。

AI時代の新たな挑戦



特別講演では、岡山大学卒業生であり、株式会社TIMEWELLのCEO、濱本隆太氏が登壇。彼は「AI時代の日本再興戦略」と題し、テクニカルアントレプレナーやグローバル人材の育成、AI技術と地域産業の融合についての必要性を熱く語り、参加者の関心を引きました。

未来への期待



サイドイベントは、岡山大学研究・イノベーション共創機構の舩倉隆央副本部長が発表した研究協力会の将来構想によって締めくくられ、多くの参加者が共感を示しました。また、サイドイベントに続いて、産学官民の共創拠点である共創イノベーションラボ「KIBINOVE」で交流会も行われ、学生や企業関係者の間で活発な意見交換がされました。

岡山大学研究協力会は、産業界との連携を深めるため、個人や法人がつながることを目的に活動しています。今後も、大連携を通じて地域産業の活性化に寄与する取り組みに期待が寄せられています。岡山大学と地域の共創にご注目ください。


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