高強度ステンレススパイラル採用の新光ファイバケーブル誕生

先日、岡山市に本社を置くサンワサプライ株式会社が新たに光ファイバケーブル「HKB-H1シリーズ」と「HKB-HOM3シリーズ」を発表しました。これらの製品は、高強度ステンレススパイラルを内部に使用することで、圧力や挟み込み、ねじれに対して高い耐久性を誇ります。特に、人の行き交う多忙なの現場でも安心して使用できる製品です。

不意の側圧から守る

この新しい補強メガネ型光ファイバケーブルは、足での踏みつけや扉の挟み込みといった不意の側圧に対しても高い耐久性を持っています。これにより、データセンターやサーバールームなどの人の出入りが多い場所における信号伝送がより安心になりました。

鍛えられた内部構造

特に注目すべきは、内部構造に採用された「高強度ステンレススパイラル」です。この素材によって、ケーブル全体が強固に補強されており、外部からの圧力やねじれによる損傷を防ぎます。そのため、ネズミなどの小動物にかじられるリスクも軽減され、より安心して設置することが可能です。

多様な接続形式に対応

また、この光ファイバケーブルは、1芯ずつの個別接続にも対応しています。分割可能なLCコネクタを使用しており、用途に合わせた柔軟な接続ができるのも特長です。シングルやマルチの接続形式を選べるため、さまざまな環境に適応できます。

安全性にも配慮

さらに、HKBシリーズの光ファイバケーブルは、欧州連合の難燃性Eca等級に適合しています。これは、火災発生時の延焼を抑制する性能を持つため、万が一の際にもスムーズに対応できる設計がなされています。安全面にこだわる企業や公共施設にとっても大きなメリットとなるでしょう。

長距離通信もお任せ

「HKB-H1シリーズ」は、ノイズの影響を受けにくく、長距離の信号伝送が可能なため、音声や映像データの信号の品質を保ちながら、スムーズに通信を行うことができます。一方で、「HKB-HOM3シリーズ」は、特に10GBASE-SRの長距離通信に最適な設計となっており、最長300メートルまでの信号伝送をサポートしています。

豊富な長さの選択

この新シリーズの光ファイバケーブルは、1メートル、2メートル、3メートル、5メートル、10メートルと、使用環境や用途に応じて選べる多彩な長さのラインナップが用意されています。コードの取り回しのしやすさが改良されており、実際に使用する際の利便性が向上しています。

まとめ

サンワサプライの新しい補強メガネ型光ファイバケーブルは、高強度ステンレススパイラルの採用により耐久性が非常に高いため、データセンターや公共の場での利用に最適です。また、安全面にも配慮された設計が施されているため、安心して使用できる点が魅力的です。ユーザーが求める信頼性を兼ね備えたこの製品は、今後の通信インフラを支える重要な役割を果たすことでしょう。詳しくは、公式サイトをチェックしてください。