第13回ミツバチの一枚画コンクールが始まります
岡山県苫田郡に本社を持つ株式会社山田養蜂場が主催する「ミツバチの一枚画コンクール」が、2025年3月8日から作品の募集を開始します。この日は毎年ミツバチの日として知られ、特別な活動とも言えます。応募作品1点あたり、山田養蜂場が1本の木を植えるという取り組みもあり、自然環境の保全に寄与する意義を持っています。
コンクールの概要
コンクールのテーマは、「花とミツバチ」「自然の中のミツバチ」「人とミツバチ」のように、ミツバチの重要性に関する絵画を幅広く募ります。募集は2025年3月8日から7月15日までで、対象となる部門は幼児、小学生、中高生、一般、海外の方々に分かれています。また、受賞作品の発表は2025年10月下旬を予定されています。
ミツバチの一枚画コンクールとは
本コンクールは、2013年から毎年開催されており、これまでに約25万点もの作品が国内外から寄せられてきました。特に、自然環境や人との関わりについて伝えるミツバチの一枚画をテーマとしているため、多くの参加者の反響を呼んでいます。応募者が送った作品に対して、山田養蜂場が植樹を行うことで、未来のための自然環境の保全活動に貢献できるのです。2024年には、21,086本の木を植樹し、合計53,505本という素晴らしい結果を残しました。
参加方法と要項
応募に際しては、特設サイトで詳細をご確認ください。作品は様々な表現方法(スケッチ、イラスト、貼り絵など)や材料(水彩、クレヨン、油彩など)で構いません。ただし、AI生成の作品は応募不可となっており、未発表の作品である必要があります。
審査と賞について
予選審査を通じて、審査員による各賞の決定が行われます。審査を行う予定のメンバーには、玉川大学名誉教授の佐々木正己氏や、アートディレクターの結城昌子氏など、著名な方々が名を連ねています。参加者には特典として参加賞が提供され、また団体応募からも優秀な団体には「団体奨励賞」が授与されます。
教育機関の参加も
このコンクールは単なるアートコンペティションに留まらず、教育機関や団体の自然環境教育にも活用されています。過去には1,045団体が参加し、子どもたちがミツバチや自然環境について学ぶ貴重な機会を提供しています。
「このコンクールを通じて、子どもたちが自然の大切さを学べることが嬉しい」といった教員の声も多数寄せられています。ミツバチを描くことで、子どもたちにとっての学びの場が広がり、生命の大切さや助け合うことの重要性を理解する機会となるのです。
結び
「第13回ミツバチの一枚画コンクール」は、アートを通じて自然環境への関心を高め、オープンな心で多くの方々が参加することを期待しています。参加を通じて、ミツバチの存在意義を再認識し、未来のために一緒に行動を起こしていきましょう。