ボルボ・グループ・ジャパンが新型油圧ショベルを導入
ボルボ・グループ・ジャパンは、5月から新型油圧ショベル「ECR145」「EC210」「EC230」「EC300」「EC360」「EC400」「EC500」「EC950」の8機種を日本市場に投入します。フルモデルチェンジは10年ぶりで、拡張性、燃費、安全性が徹底的に改良されています。
新型油圧ショベルの特長
新たに導入されるオペレーター支援システム、キネマティック・センサー・パッケージ、電子制御油圧システムなどが搭載され、各機種はより多様なニーズに応えるために進化しています。特に日本市場でよく使われる20トンクラスの「EC230」は、燃費が従来と比べて最大15%向上。コンピューターによる回転数の自動制御により、常に最良の性能を発揮します。
また、冷却ファンの電動化により、無駄な燃料消費を抑制し、効率的な運転が可能となりました。さらに、「ボルボ・スマートビュー」機能が搭載されており、周囲の状況をリアルタイムで把握できることで、事故を未然に防ぐ役割を果たしています。これらの機能は、ボルボが目指す「作業者の安全」を実現するための第一歩でもあります。
各機種の概要
ECR145
小型旋回油圧ショベルの「ECR145」は、快適さと効率性を追求し、広々とした運転席で作業の効率を向上させます。リフティング能力も高く、様々な作業シーンで重い荷物も楽々持ち上げます。
EC210
「EC210」は、建設や道路工事、多目的に対応できる万能機。燃費向上とメンテナンスコストの削減が両立されており、優れた性能を発揮します。
EC230
重量物の運搬や不整地での走行が得意な「EC230」は、特に多様な用途に応じられるスペックを誇ります。一般建築から道路建設まで幅広く対応。
EC360
「EC360」は、採石場作業や掘削、整地などでの活躍が期待されるモデル。燃費を抑え、効率的な作業が可能な構造になっています。長時間の作業でも快適なキャブが魅力です。
EC400
強固な下部走行体を持つ「EC400」は、厳しい環境でもその力を発揮します。旧型に比べ高まった燃費効率もポイントです。
EC500
「EC500」はボルボの人気機種を大型化したもので、谷のある作業や重い運搬にも対応しています。燃料効率向上でコスト削減も実現しました。
EC950
ボルボの最大油圧ショベル「EC950」は、厳しい作業条件でも圧倒的なパワーと安定性を保持します。大容量のバケットを用い、作業効率を飛躍的に向上させます。
効率性と安全性の両立
新型油圧ショベルは、オペレーターにとって快適な作業環境を整えるために、HMI(人機インターフェース)が一新され、インテリアやシートオプションも多様化しました。また、機械のメンテナンス性が向上しており、各機種におけるサービスインターバルの延長や高速燃料充填の利便性が向上しています。
ボルボの未来
ボルボ・グループ・ジャパンは、新型油圧ショベル導入を通じて、多くのユーザーに支持される製品を提供し続けていく方針です。ボルボの技術革新は、業界の最前線を走り続けるために欠かせない要素であり、今後の展開にも期待が寄せられています。
販売に関するお問い合わせは、山﨑マシーナリー株式会社及び第一東洋株式会社までご連絡ください。