岡山大学の挑戦
2025-04-20 02:11:20

岡山大学広報誌「いちょう並木」新刊発行!地域課題解決への挑戦を紹介

岡山大学広報誌「いちょう並木」が新たに発行!



2025年4月1日、岡山大学はその活動や取り組みを紹介するための広報誌、「いちょう並木」のVol.108を発行しました。本号の特集テーマは「この街と岡山大学 まちを診る、街を創る」。地域の問題に真摯に向き合う岡山大学の挑戦を、一緒に見ていきましょう。

■持続可能な街づくりへの取り組み


「まちを診る、街を創る」と題されたセクションでは、都市計画の専門家である氏原岳人准教授の研究に焦点を当てています。氏原准教授は、地域が抱えるさまざまな課題、例えば空き家や自然災害への対策、交通問題などに取り組んでいます。彼が考案する「まちを診て、まちを治療する」プランは、岡山の未来を形づくるための実践的なアプローチです。

さらに、彼は地域住民とともに持続可能な社会を目指す研究活動を展開しています。この取り組みを通して、地域の人々の生活向上に寄与することが期待されています。

■古墳を空から探る新技術


別のセクションでは、古墳に関する新たな研究が紹介されています。光本順教授は、ドローンと最先端のLiDAR技術を用いて、古墳の立体的な分析を行い、古代の地形や人々の暮らしを明らかにしようとしています。このように、古墳を空から探る新しいアプローチにより、考古学の研究が革新されています。

■地域に根ざしたアプリの開発


「街中University!」のコーナーでは、吉備中央町と連携した「きびアプリ」の開発が紹介されています。このアプリは、買い物や健康、移動のサポートを一括で提供するもので、高齢者向けには専用タッチペンの開発も進めています。このような地域密着型のプロジェクトは、便利で豊かな街を実現するための一歩となることでしょう。

■防災を強化する地域プロジェクト


岡山大学が関わる「おかやまバトン」プロジェクトも特筆すべき取り組みです。この団体は、子どもたちへの防災教育や地域住民の助け合い精神を育むプログラムを実施しています。地域全体の防災力を向上させるための活動が展開されており、地域の安全を確保するための重要なステップです。

■学生たちの活躍


また、岡山大学には多くの才能ある学生がいます。演劇部やアイスホッケー部で活躍する学生たちのストーリーも、広報誌には掲載されています。彼らの情熱や挑戦が地元の文化を豊かにし、多くの人にインスピレーションを与えています。

■ダイバーシティの推進


さらに、岡山大学では女性研究者のリーダーシップを育成する新たなプロジェクトが進行中です。「女性もっと活躍宣言!WITHプラン」は、女性教員が教授職に進む道を開くための取り組みです。多様性と包括性を重視した大学の姿勢が伺えます。

■古き良き歴史も大切に


最後に、岡山大学の歴史も忘れてはいけません。「岡大モノクローム」では古い写真が紹介され、大学のルーツや変遷を知ることができます。

広報誌「いちょう並木」は、地域住民と岡山大学がどのように協力し合い、共に成長しているかを伝える重要な媒体です。新しい号では、地域課題への挑戦や、それに対する大学の取り組みが詳しく紹介されています。ぜひ、手に取って読んでみてください。

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広報誌「いちょう並木」を通じて、岡山大学の実績と地域密着の活動をぜひご確認ください。


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