絵本『ひっつき もっつき』が4月24日に発売
2023年4月24日(木)、世界文化社より遊び歌『ひっつきもっつき』を基にした新たな絵本『ひっつき もっつき』が発売されることが決まりました。この絵本は、文を担当する中川ひろたかと歌をしっかりとサポートするケロポンズ、そして絵を描く長谷川義史によって、スキンシップやコミュニケーションの楽しさを子供たちに伝えることを目的としています。
スキンシップの楽しさを教えてくれる物語
「ひっつきもっつき」という言葉は、くっついて離れないほど仲良しな様子を表す方言で、特に広島や岡山でよく使われる言葉です。この絵本は、その言葉の意味を体現しながら、子供たちがくっついて遊ぶ過程で仲良くなっていく様子を描いています。
絵本を読んでいるうちに、自然にスキンシップの重要性や、お互いを理解し合う楽しさを感じることができるでしょう。また、原曲の『ひっつきもっつき』はYouTubeで1245万回再生を記録しており、人気のある楽曲となっています。この絵本には、曲に合わせた楽譜も付いているため、親子で歌いながら楽しむことができます。
ケロポンズが登場するキャラクターたち
絵本では、ケロポンズの二人、ケロちゃんとポンちゃんをイメージしたキャラクターが登場します。この二人のもとに、さまざまな動物たちが集まり、彼らの楽しい歌に合わせて踊ります。たとえば、たぬきとパンダはおなかをぺったんこしてくっつけ合います。
ライオンの親子もこの物語に参加し、ケロちゃんとポンちゃんとしっぽをくっつけたいのですが、なんと二人にはしっぽがないため、ユーモアある展開が繰り広げられます。このように、思わず笑ってしまうようなやり取りが詰まっています。
作家陣の紹介
中川ひろたか(文)
1954年生まれの中川さんは、シンガーソング絵本ライターとして広く知られています。1995年に絵本作家デビューを果たし、『さつまのおいも』など、多くの作品を手がけています。また、『ないた』で第10回日本絵本賞大賞も受賞した実績を持ち、音楽にも力を入れています。
ケロポンズ(歌)
「ケロ」こと増田裕子さんと「ポン」こと平田明子さんから成る音楽ユニットのケロポンズは、子供たちに人気のあるステージパフォーマンスを展開しています。特に、大ヒット作「エビカニクス」は、親子で楽しく一緒に楽しめる内容が話題となり、多くのファンに支持されています。
長谷川義史(絵)
大阪府出身の長谷川さんは、絵本作家としても幅広い実績を誇ります。数々の賞を受賞し、その描写力は高く評価されています。彼の手による色鮮やかなイラストは、子供たちの想像力を刺激することでしょう。
絵本の詳細
- - 書名: ひっつきもっつき
- - 文: 中川ひろたか
- - 歌: ケロポンズ
- - 絵: 長谷川義史
- - 発売日: 2025年4月24日(木)
- - 定価: 1,650円(税込)
- - 仕様: A4判/24ページ
- - 発行: 株式会社世界文化ワンダーグループ
この新しい絵本『ひっつき もっつき』は、親子で楽しみながらコミュニケーションの大切さを学ぶきっかけを提供してくれるでしょう。ぜひ、4月24日にはお手元に取って、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。