岡山大学の研修
2025-04-09 14:36:18

岡山大学でストーリーテリング研修を開催│新たな話し方スキルの習得とは

岡山大学が実施したストーリーテリング研修の概要



2025年3月12日と13日、岡山大学津島キャンパスにて「ストーリーテリング研修」が行われました。この研修には、同大学の大学院生をはじめ、合計13名の参加者が集まっています。

講師にはマーキュリッチ株式会社の野村尚義取締役が招かれ、ストーリーテリングの重要性とその実践を学ぶ場となりました。ストーリーテリングは、単なる情報伝達ではなく、話の中にストーリーを織り交ぜることで、相手に深く印象を残す方法とされています。これは、ビジネスや日々のコミュニケーションなど、多様な場面で効果を発揮します。

研修の内容



研修は講義だけでなく、グループワークや資料作成、さらにはグループ内での発表も含まれ、参加者たちは積極的に取り組みます。講師の野村取締役は、ストーリーテリングの基本を教えるだけでなく、参加者自身の日常的なエピソードを活用しながら、実践的なテクニックを指導しました。その結果、参加者は自らのアイデアを表現し、フィードバックを得る機会を持つことができました。

参加者によるアンケートでは、「自分の足りない部分を見つけ、他の人との共有が新しい学びにつながった」といった感想が寄せられ、これまでの研究活動や、今後の就職活動、日常的なコミュニケーションに役立てたいとの声が多く見受けられます。

教育の未来に向けての展望



研修の締めくくりに、佐藤法仁副理事・副学長は、学びの実践が長期的な成長につながることを強調しました。短期間でスキルを劇的に向上させることは難しいとし、日々の実践を通じてこそ、ストーリーテリングの効果を実感できると述べました。また、研究の成果だけでなく、それを他者に伝える能力の重要性にも触れました。

岡山大学は、研究ファーストの姿勢を持ちながら、研究が持つ情報の壁を壊し、より多くの人々にその意義を伝えるためのスキルを養成しています。今後もこうした取り組みを通じて、地域や社会をより良くするナレッジワーカーの育成に努めていく所存です。

地域とのつながり



本研修は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」の一環として実施されており、岡山大学が地域と連携し、持続可能な発展を目指す取り組みの一つです。大学が持つ知識を生かして、社会的な課題に応えるための新たな価値を創出することが期待されています。今後もこのように、大学の特性を生かしたオンリーワンの教育を通じ、地域に根ざした貢献を実現できるよう、さまざまな試みを続けてまいります。そして、岡山大学の取り組みが、地域社会の未来を明るく照らすことを願っています。


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