岡山大学CFP WG
2025-05-25 18:29:18

岡山大学の新しい取り組み、CFP Nexus WGが発足しました

岡山大学における新たな価値創造の挑戦



2025年5月20日、岡山大学は「CFP Nexus WG(カーボンフットプリント起点の価値創造ワーキンググループ)」を設立しました。この取り組みは、産学官金が共同で参画するもので、カーボンフットプリント(CFP)を基にした新たな価値創造を目指しています。

CFPとその重要性


カーボンフットプリントは、製品やサービスがもたらす温室効果ガスの排出量を測定し、これをより正確に理解し活用するための指標です。この数値は単なる見える化にとどまらず、持続可能なビジネスの実現へとつながります。

この取り組みは、約60名の参加者を迎えたキックオフミーティングでスタートしました。実際に、備前発条株式会社、シーピー化成株式会社、MS&ADインターリスク総研株式会社の三社が提供した先進的な事例が紹介され、CFPがどのようにビジネスに付加価値をもたらしうるかが論じられました。

産学官金の連携による実践


CFP Nexus WGは、企業、研究者、学生、金融機関など、多様なプレーヤーが協力し合うことで、CFPを起点とし、GX(グリーントランスフォーメーション)を推進します。具体的には、CFPデータを利用して消費者の意思決定プロセスを可視化したり、AIやIoT技術を活用して算定プロセスを自動化したりする計画があります。

これにより、異業種との連携を通じて持続可能なビジネスモデルを共同で創り上げることが期待されています。岡山大学は地域と共に持続的な社会を構築するためのモデルを示し、率先して脱炭素活動へ向けた実践を続けていきます。

今後の展望


この新たな取り組みが進むことで、岡山大学は地域の企業が持続可能な成長を遂げられるよう支援していく方針です。また、学生たちが新たなイノベーションに参加することによって、リアルなビジネスシーンでの学びを深める機会も増加します。

カーボンフットプリントを利用した価値創造は、単に企業の競争力を高めるだけでなく、地域全体の持続的な発展にも寄与することでしょう。岡山大学のこの挑戦に注目し、地域の活性化に向けたインパクトを期待しています。今後も、岡山大学の取り組みから目が離せません。私たちの未来を共に創り上げていきましょう。


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