岡山大学が職員の服装ルールを緩和！ノンスーツ・ノンネクタイの時代へ

岡山大学が職員の服装規定を緩和

岡山大学は、2025年4月1日から職員の服装に関する運用を見直し、ノンスーツ・ノンネクタイを基本とすることを決定しました。この新しい取り組みは、より快適で効率的な職場環境を提供することを目的としています。

背景と目的

従来、岡山大学の職員は国立大学法人として、公務員の服装規定に準じた運用が行われてきました。具体的には、クールビズ期間中はノンネクタイの服装が許可されていましたが、その他の時期はネクタイとスーツの着用が求められていました。

しかし、昨今の気候変動や職場環境の変化に伴い、ネクタイやスーツの着用には課題がありました。特に、夏の高温時や冬の寒さの中での服装選びには多くの職員が躊躇する場面が多かったため、働きやすい環境を実現するための改善が必要とされていました。

新しい運用方針

2025年度以降、岡山大学では基本的に通年でノンスーツ・ノンネクタイの運用を行うことになります。職員は快適に過ごせる自由な服装を楽しむことができるようになり、これにより、業務の効率性も向上することが期待されています。

具体的な服装規定

新しい規定では、次のような服装が禁止されます：

- Tシャツ（大学のロゴ入りや公式の目的のために作られたものは除く）
- 短パン
- ビーチサンダル

このような服装の制限により、職場としての品位は保たれつつも、より自由でリラックスした服装が許可されることになります。役員室や部局長の面談など、正式な場面でもジャケットやネクタイの着用が不要となるため、職員は気軽に働くことができるでしょう。

さまざまな場面に配慮

また、岡山大学では来学者に対しても、必要以上の正装を求めない方針を採用します。これは学外との交流をスムーズに行うための配慮であり、「本学はノンスーツ・ノンネクタイの簡易な服装を推奨していますので、お気軽にお越しください」といった連絡をすることで、気軽に訪問してもらえる環境を作り出します。

これに伴い、従来行われていた「クールビズ」や「ウォームビズ」の取り組みは終了となります。従業員の健康や労働安全に配慮した新たな運用を通じて、岡山大学はさらなる進化を遂げていくことが見込まれます。